30代のおっさんが勉強を1からやり直すブログ

H30年7月9日より、僕の勉強報告を中心とした雑記ブログになりました。

Oculus GoでVR映像作品を観た感想とおすすめ作品

Oculus Goが届いてから、自分の見つけられる範囲で色々なVR映像作品を探して観ています。

とても刺激的で興奮するような体験をもたらしてくれる作品もあるのですが、少しだけ冷静になってきた部分もあります。

その理由を自分なりにまとめてみます。

(ちなみにVRの映像の中で自分が動くことが出来たり、その映像に何かしら干渉出来たりすると映像作品とゲームの境界が溶けていくなと思っていて、そのあたりの今後気になるところですが、今回の記事では主に映像作品に絞っての話になります。)

 

まずVRの映像作品とこれまで映像作品で何がどう違ってくるのかについてですが、おそらく360度写真や360度映像と、これまでの二次元の写真や映像を比較するとなんとなく見えてくるものがありそうです。

これからOculus Goなどのデバイスが普及し始め、誰でも手軽に360度写真や360度映像を楽しめるようになると、おそらくたくさんの人がそういった写真や映像を友達と撮って共有したり、VR用のSNSにアップするようになると思います。

これは昨日僕が冗談でしたツイート(リプライで「怖い」と言われたもの)ですが、

360度写真や360度映像は「この空間全体を撮って、その空間の中からどこに注目をおいて観るかは観る側に委ねる」という性質のものです。

逆に二次元の写真や映像はどうでしょうか?写真だと、人は何をどういう構図で収めるかを考えますし、人間相手の時にはその人の表情なども見ながら撮ります。映像でもどこをどのくらいの時間、どのような構図で収めるかを考えます。そして、当然ながらそこには撮る側の思いや意思が入ります。

それはそのままVRの映像作品とこれまでの映像作品を分かつ性質の違いといえそうです。

もちろんVRの映像作品にも作家の思いや意思を乗せることは間違いなく可能ですが、観る側の視点が自由であるがゆえに、キャラクターや人物を用いたストーリー性のある作品では観る側の視線をある程度コントロールする必要があり、それはきっと二次元の映像ほど簡単にはいきません。しかしながら360度の空間すべてを使って何かを表現出来るという自由は間違いなく新しい表現方法を生み出していくと思いますし、今後VR以降を代表するような新しい映像作家や映像制作スタジオというものも生まれてくるような予感もします。(そういう制作スタジオの芽はいくつか生まれてるようです)

そして、VRの映像に触れたことで、あらためて二次元の映像の良さも再確認出来た気がします。それは、作家が何かしらの意図を持って切り取った写真や映像に、その作家の思いや意思や価値観といった作家性がぎっちりと詰まっているところです。

何にでも言えることですが、表現の手段の新しさと表現の質の高さはイコールではないですし、どちらが優れている劣っているではなく両方を楽しんでいきたいなと思っています。

 

それでは観られるアプリごとに紹介していきます

【ブラウザ(YouTube)】

世界中で人気のあるNETFLIXのオリジナルドラマ「Sranger Things」で出てくる家の中を映像化したものです。ホラー表現としてはもっと怖いものもありますが、僕はこのドラマを観ていたのでとても面白く観れました。ちなみにホラー作品はVRと物凄く相性がいいです。360度どこで何が起こるかわからないということがそのまま恐怖に直結するからです(お化け屋敷もそうですね)

 

この映像では、のっち、かしゆか、あーちゃんが自分の周りをグルっと囲んで踊ってくれる(なんという贅沢)のですが、「好きな女の子」を自分で選んで観られる(観たい)という欲求とVRならでは性質がうまくマッチしてるなと思います

 

GHOST IN THE SHELL

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少佐がビルから飛び降りて戦闘するシーンが観られます。

Oculusの映像制作部門とDreamWorksが協力して作ったようです。

 

【COCO VR

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映画「リメンバー・ミー」の世界にどっぷり入ることが出来ます。

 

【Disney Movies VR

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美女と野獣ジャングル・ブック、モアナと伝説の海(のココナッツ海賊)などディズニーが版権を持ついろんな映画の映像を観ることが出来ます。

あえて一つだけおすすめするなら、ルーカス・フィルムの一番左、BB-8たちがじゃれてる?喧嘩してる?映像です。このアプリの映像全般に言えることですが、ストリーミングよりダウンロードして観る方がずっと綺麗なので観たいものはダウンロードして観るといいかもしれません。

マーベル関連の映像も「Coming Soon」と表示されていて、そのうち観られそうです。楽しみ。

 

【WITHIN】

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①②

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これら二つは、ドリームワークスで「マダガスカル」の監督を努めた人とピクサーで「トイ・ストーリー3」に携わった人が2015年に二人で立ち上げたBaobab Studiosという会社の作品です。ピクサーで『トイ・ストーリー2』や『モンスターズ・インク』の技術監督を務めた人も途中からCTO(最高技術責任者)として参加しています。

VRの映像は基本的にCGの延長線上にあるので、ディズニーやピクサー、Oculus(Facebook)のようなこれまでの技術の蓄積や資本のある大きい会社が引き続き強そうな気もしますが、こういう新しい会社がワッと盛り上がってくると面白い気がします。

 

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詳細不明ですが、音楽がJon Hopkinsなのでイギリスの作家さんでしょうか?

 

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これまでの映画史を辿りながら、歴史に残るオマージュをこれでもかと詰め込んだような作品。

10分の映像の中に僕が気づいた(わかった)だけでも、

月世界旅行から始まり、チャップリンフランケンシュタイン、ドラキュラ、キングコング、白雪姫、王様の剣ピノキオ、ワイルドバンチマカロニウエスタン(の何か)、タクシードライバーゴーストバスターズ、ゴッド・ファーザー、キル・ビル市民ケーンジョーズスターウォーズナイトメアー・ビフォア・クリスマスアバターバック・トゥ・ザ・フューチャー

のオマージュが含まれていました。

 

 

SAMSUNG VR

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Breaking Fourthというイギリスの制作会社のアニメらしい。

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去年公開の映画「キングコング:髑髏島の巨神」でキングコングに破壊されたヘリコプター乗組員の視点で作られた作品。

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「The Spacewalker VR

去年公開されたロシアの宇宙もの映画(らしい……僕は未視聴)

こういう感じで「ゼロ・グラビティ」を作り直したら最高なのでは?と思う

 

といった感じです。

コンテンツはこれからもどんどん充実してくると思うので楽しみに待ちたいなと思います。